お豆を食べたらサヨウナラ

市民たちがいつもの通り、幸福に生活していると突然ミッションの召集がかかります。 今回のミッションは旧世界の祭りを再現したビデオを作成すること。完成したビデオはアルファコンプレックス中に放送され、市民たちにより幸福な娯楽を提供することになります。 もちろん、このミッションに危険は一切存在しません。快適で楽しく、また非常に興味深い経験をもたらしてくれるでしょう。間違いありません。コンピュータがそう言っています。疑うのですか?

前書き

このシナリオはパラノイア【トラブルシューターズ】の標準的なシナリオです。プレイスタイルは「クラシック」をお勧めします。

推奨するプレイヤー人数は3~6人です。4人でプレイした場合、キャラメイクを除いて、3~4時間くらいかかるでしょう(オフラインの場合)。

なお、パラノイアの他のシナリオ同様、このシナリオもナンセンスなジョークの塊なので、MBDテストなどの一部分だけを他のシナリオに流用したり、逆に他のシナリオの部分をこのシナリオに加えたりすることも簡単にできます。

CAUTION ! UV ONLY ! !

この文書はセキュリティクリアランスがUVの市民にのみ、閲覧が認められています。 もし市民がUVクリアランスをお持ちでないなら、ただちに自らを略式の処刑に処した後に速やかに退去し、処刑報告書をコンピュータに提出してください。 市民のご協力に感謝します。

概要

あらすじ

今回のミッションは、旧世界の祭り『セツブン』を再現したビデオを作成することです。UVたちは、(主に暇つぶしの理由で)この祭りをアルファコンプレックスに普及させようとしています。そのためにデモンストレーション用のビデオが必要となり、PCたちにその作成を依頼します(そういう理由なので、完成したビデオはアルファコンプレックス中に放送されます)。

しかしながら、いつものことですがUVたちはこのセツブンなる祭りがどのようなものかまったく知りません。そのため、PCたちはまず祭りについての情報を集めなければなりません。 情報は複数の市民がそれぞれ断片的に持っていて、時には互いにそれらが矛盾していることさえあります。PCたちはそれらの情報を繋ぎ合わせて、祭りの全体像を把握する必要があります。

情報が揃ったら、ようやくビデオの撮影に入ります。PCたちは、監督・カメラ・役者・ナレーション、全てを自分たちでこなさねばなりません。

すべてのシーンの撮影が終わったらミッションは終了です。UVに成果を報告し、その出来に応じた制裁を受けます。

システム関係

このシナリオは、プレイヤー3~6人を対象としています。お勧め人数は4人ですが、多い分にはほとんど問題ありません。しかし、人数が少ない場合はMBDや秘密結社の種類を削るなどの工夫が必要になるでしょう。

プレイスタイルについては「クラシック」を想定していますが、「ザップ」で遊ぶ分には大きな変更は必要ないと思われます。反面、題材のバカバカしさから「ストレート」で遊ぶ事はお勧めできません。

なお、このシナリオはパラノイア【トラブルシューターズ】のシナリオですが、判定のスキル/基準値についてはあまり触れていないため、他のエディションでも問題なくプレイできるはずです。また、各オプションルールの採用・不採用によってセッションの進行が左右されることはないでしょうから、GMの好みに合わせて決めてください。

獲得経験点

特になし。PCたちがどうしても欲しがるようなら、レーザー銃をお見舞いしてやってください。

キャラクターメイク

以下の項目では、このミッションにふさわしい市民の作成方法について記述します。

このシナリオでは、基本的に自由に市民を作成してもらってかまいません。しかし、秘密結社とミュータントパワーは以下のリストから選択すると、より面白くなるかもしれません。なお、プレイヤーが4人でない場合は、適宜調整してください。

秘密結社

  1. ロマンティクス

    • 高い文明をもった旧世界の業績・文化を信奉する懐古主義団体。
    • 今回のミッションでは目的の旧世界の祭りに興味を示し、そのビデオをなるべくいいものに仕上げた上で自分たちの元に持ってくるように、という指示をPCに出す(こんな素晴らしいものをコンピュータにみすみす渡してやる必要はない、というニュアンスで)。
  2. プロ・テック

    • 新しいテクノロジの開発を推進するマッドサイエンティスト集団。
    • 今回のミッションでは、R&Dで支給される全ての新製品とセツブンに関わる新製品すべてを試用してそのレポートを提出することと、それらの新製品のレポートがコンピュータの手に渡らないようにせよ、という指令をPCに出す。
  3. コミュニスト

    • 共産主義者の振りをした、アンチコンピュータ集団。
    • 今回のミッションでは、件の祭りはコミーを迫害する内容のものらしいという情報が手に入ったので、それを広めるビデオの撮影を失敗させろ、という指令をPCに出す。
  4. フリーエンタープライズ

    • 商売人や詐欺師などを中心としたビジネス・マフィア集団。
    • 今回のミッションでは、関連グッズで一儲けするために、いいビデオを撮影しコンピュータに提出することと、ビデオに使った小道具をひとつ盗んで持ってくるように、という指令をPCに出す。

ミュータントパワー

  1. 超雑食(Matter eater)

    • 利用者は判定に成功すれば、「なんでも」食べることができる。
  2. 念動力(Telekinesis)

    • 利用者は判定に成功すれば、手を触れないで物を動かすことができる。
  3. 力場(Energy field)

    • 利用者は判定に成功すれば、体の周囲にバリアをはれる。
  4. 変身(Polymorphism)

    • 利用者は判定に成功すれば、自分の見栄えや肉体的形態を変化することができる。

本編

以下の項目では、シナリオの内容を時系列に沿って書いていきます。 しかしゲームの性質上、これはプレイ時点では箇条書きになっていた“ネタ”の羅列を、私がプレイした時の経験を元に加筆して掲載用に体裁を整えたものなので、実際のプレイがこのシナリオ通りの展開にならなくても、なんら気にする必要はありません。

ミッションアラート!

ここでは、PCたちに召集がかかってからブリーフィングルームに集まり、ミッションについての説明を受けるところまでについて取り扱います。

導入

GMは適当に日常部分を描写した後(プレイヤーに初心者がいて、時間に余裕がある場合はこの部分を長く取って、パラノイアの世界観を理解してもらえるようなイベントを入れるといいでしょう)、おごそかに以下の文章を読み上げます。

親愛なる市民に連絡いたします。 (PC全員の名前)、ブリーフィングの召集がかかりました。 30分以内にWBCセクターにあるブリーフィングルームまでお越しください。 市民の献身的な奉仕に感謝します。

後は、PCたちが慌てふためくのを眺めていればいいでしょう。 参考までに、以下に私がここで使ったギミックを紹介します。

ブリーフィングルームへの道

  • 所要時間

    • PCがコンピュータに所要時間を尋ねたら1d20を振らせ、出た目×10分を所要時間だと告げる。
    • (for GM: もちろん、2人目以降のPCが、時間を告げる前にダイス目を見て「○○分かぁ」などと口走ったら、事務的な口調で「市民、それをどうやって知ったのですか?」とレーザーガン片手に問い詰めましょう)。
  • スーパーテレポーテーションシステム

    • R&Dで開発中のテレポートマシン。複数のR&Dに設置された装置間をワープできる。
    • 人間が転送元の装置(カプセル型)に入ると、まず転送元の装置でその人間の分子構造を解析し、そのコピーを転送先の装置に作成する。そして、転送元の装置にいる人間を殺害する、という方法で転送を実現している。
    • (for GM: もちろん、PCがメカ感応に失敗したら、転送先になぜか現れないまま、転送元で焼き殺されることになります。転送元にいる他の人たちは、ワープする人が無事向こうについたかどうかわからないのがミソ)。
  • 超高速リニアモーターカー

    • R&Dで開発中の交通機関。複数のR&Dを結ぶ線路を走る(たまたま試作の路線がPCがいるセクターからWBCセクターまで続いてることにするといいでしょう)。
    • 超高速を実現するために、発車から1秒後にトップスピード(500km/h)に達し、到着時も停車1秒前から急減速するという方法を取っている。
    • (for GM: PCが耐久力判定に成功したら、“原型が残ってる”ことにしてもいいでしょう)。

ミッションブリーフィング

PCがブリーフィングルームに入るとそこにはUVが1人います。彼は退屈そうにテレビを見ていますが、PCたちが全員揃うと高圧的な態度でミッションの説明を始めます。 と言っても、PCたちが質問しなければ、「祭りのビデオを撮るように」ということしか伝えません。質問されると、しぶしぶ以下の情報を与えてくれます。

  • その祭りは現在は失われたセツブンという名前の祭りであること(市民、旧世界に関する知識を持つことは反逆です)。
  • どんな祭りだか自分はまったく知らないが、何人かの市民に調査を依頼してあるため、彼らから聞けばわかる手はずになっていること。
  • その市民たちの居場所。

MBDテスト

PCたちが一通り聞きたいことを聞いたら、UVはMBDテストに移ります。 UVは、今回のミッションでは正規のMBDテストではなく、新規開発した簡易MBDテストを使用します。これは実施者の出す質問に口頭で答えるだけで各PCの適正がわかるという優れものです(少なくとも、彼はそう主張します)。 質問は以下の通りです。

健全なる市民である皆さんの前に、コミーなミュータントと、ただのコミーと、ただのミュータントが現れました。 あなたはどれから処刑する?

GMは速い者順で答えさせ、その答えに応じて適当な役柄を割り振ってください。なお、このミッションでは『チームリーダー』『レコーディングオフィサー』『エクイップメントガイ』『ハピネスオフィサー』(PCが4人の場合)がいると面白い展開になりやすいでしょう。

MBDテスト結果判定

以下に私がここで使った屁理屈を紹介します。参考にしてください。

  • 最初に答えた場合

    • その積極的な行動こそ「チームリーダー」にふさわしい。チームリーダーにはそのチームのリーダーをしてもらう! 頑張りたまえ!
  • ただのミュータントを選んだ場合

    • 市民、それは冗談だろうな?(レーザーに手をかけつつ) コミーでないミュータントがいるわけないではないか? そんな基本的な事も知らないということは、まさか…… はっはっは。そうだと思ったよ。君のようにユーモアのセンスがある市民には「ハピネスオフィサー」の仕事を預けよう。これはチームのメンバーの指揮が低下したり、SSMにならないように気を配る栄誉ある仕事だ! 完璧な役目の遂行を期待する。
  • 最後に残ったものを答えた場合

    • 君は思慮深い性格のようだな。君は「レコーディングオフィサー」だ。君には今回の任務の全てを記録し、コンピュータ様に報告する義務がある。よろしく頼むよ!
  • どれも選べなかった場合

    • このグズめ!(ZAPZAPZAP)

そしてミッションへ

一通りの役職が決まったら、UVはPCたちにR&Dに向かい試用段階のアイテムを受け取りに行くように指示します。ミッションは R&Dの新製品のテストを兼ねているので、PCたちは受け取ったアイテムについてミッション後にレポートを提出しなければならないのですが、その事については聞かれなければ特に言いません。 そこまで説明するとUVは、自分の仕事はもう終わったと言わんばかりにテレビ鑑賞に戻ります。

準備と情報収集

この項目では、R&Dで受け取る装備品についてと、撮影のための情報収集パートについて取り扱います。

R&D

ここでは、このミッションで行われる新製品テストの対象となる装備品が支給されます。PCたちはこれらの装備品を実際に使って、その用途と使い心地についてのレポートを作成しなければなりません(それらのレポートは当然コンピュータに提出されます)。 もちろん、壊したり失くしたりすることは論外です。

今回支給されるのは以下の装備品です。GMは、面倒だったらこのアイテムの説明をそのまま読み上げてもいいでしょう(もちろん、for GMのところ以外)。 なお、一見使い道のないように見えるものも多いですが、PCがそう指摘するようなら、コンピュータがこのミッションに必要だと思うものをピックアップしているのだと言うことをPCに強調しておきましょう。

R&D新製品

  • クラッパーボード

    • 片端が繋がれた2本の黒い木製の直方体。片方には木製の板が付属していて、そこには付属の白い塊で文字を書くことができる。どうやら、ビデオ撮影の時にどのシーンを撮っているか記録しておくためにあるようだ。
    • (for GM: いわゆるカチンコのこと。チョークは渡されるが、黒板消しは含まれていないことに注意。市民、汚れはもちろん反逆です)
  • コンパス

    • プラスチックでできた円盤状の物体で、手のひらに乗せるだけで方角が即座にわかるという優れもの。
    • (for GM: もちろん、方位磁石のこと。ただの方位磁石なので逆に使いにくいはず。面白くないと思えば、GMはこのアイテムは省いてしまってもかまいません)
  • 電気靴下

    • つま先から全身を温めてくれる高性能な靴下。専用のコンセントで3時間充電すると15分の使用が可能。なお、充電しながらの利用も可能。夜の撮影にどうぞ。
    • (for GM: 時間に余裕があるなら、水に入ると漏電するとかにするといいでしょう)
  • コミーアナライジングシステム(CASys:カシス)

    • リュックサック状に背中に背負う機械。素晴らしいことに、スイッチを入れると半径500m以内にコミュニストがいれば光って利用者に知らせる機能をもっている。
    • ただし、自己充電式なので1度使うと15分は再び起動できない。
    • (for GM: この機械はとても重くて、背負ってる人は走ったりできなくなる。もちろん、PCの中にコミュニストがいる場合も反応する。いることがわかるだけで、場所などの特定はできないことに注意)
  • (番外編) 超減反動バズーカ

    • すさまじい威力のバズーカ。弾の発射時に、後ろにも同じ弾を放出する事により反動をほぼ0にすることに成功している。ただし、1発撃つごとに再装填せねばらない。
    • (for GM: この武器はPCに与えてはいけません! しかし後の展開への伏線なので、R&Dの職員などに効果の説明だけはさせておきましょう。散々説明した挙句「あー、でも今回のミッションの指令書には含まれてないのか。残念だ! 早くテストしたいものだ」などと言えばいいでしょう)

情報収集

R&Dで装備品を受け取ったら、いよいよビデオのための情報収集を始めることになります。 なお、情報提供者は全部で5人で、それぞれが別の場所にいます(提供者は全員、Bクリアランスです)。以下に、それぞれの持つ情報を示します。PCたちはこれらの断片的な情報を全部取り込んだ完璧なビデオを撮影しなければなりません。

セツブンに関する有力な情報

  • 情報提供者1

    • セツブンというのは、『ビーノ』と呼ばれる小型の玉を投げつけて、コミーを退治する祭りらしい。
    • 実際に資料を元に、ビーノを再現してみた。確実にコミーを仕留められるように、相手に投げつけた衝撃で爆発するようにしてある。落としたり、強い衝撃を与えたりすると爆発するから気をつけるように。
    • ビーノを(100 + 10 * 1d20)粒ほどもらう(一度に相手に投げられるのは20粒ほど)。
  • 情報提供者2

    • ビーノと呼ばれる物を、自分のクローンナンバーの数だけ食べるらしい。
    • (for GM: 噛まずに飲み込めば、2d(食べた数)点のダメージを受けるだけで済む。ただし、激しい胃痛がし、その後、転んだりするとと爆発する)
  • 情報提供者3

    • 祭りの際に都合よくコミーが現れるとは限らないため、現れなかった場合は、誰かがサクラとしてコミーの役をやるらしい。
  • 情報提供者4

    • ビーノを投げる時に「オニハソト」という(for GM: オニワソトではないことに注意)。
  • 情報提供者5

    • EHO-MkI(エホー・マークアイ)と呼ばれる、精度の高いバズーカを用いるらしい。
    • これは、反動の少ないタイプのバズーカを改良して口に咥えて使用できるようにしたもので、それによって、使用者の視点とバズーカの目標点が一致して非常に高い命中精度を実現するものらしい。もちろん、使用者は無事ではすまない。
    • 今回はR&Dで開発中の新製品『超減反動バズーカ』を応用して作成してみた(for GM: 超減反動バズーカについてはR&Dの項目を参照)。

GMは、PCがこれらの情報を持つ市民の元にたどり着くまでの道中で適当な波乱を巻き起こすといいでしょう(私の場合、最初のブリーフィングルームに行く時に使った、スーパーテレポーテーションシステムが好評だったので、提供者の何人かはひどく離れたところにいることにしました)。 また、キャラクターメイクの時に決めた秘密結社からの命令を受け取るのも、このタイミングです。GMはPCをそれぞれ別室に呼び出したりメモを渡したりして、彼らに指令を与えましょう。

カメラを止めるな!

実際のところ、このパートについては特に記述すべきことはありません。ここまで来たら、GMはPCが様々な(無駄な)工夫を凝らすのを笑って見ていて、彼らがGMに質問をした時にだけ少し頭を働かせて、より自体が混乱する回答を渡してください。

最後に1つだけ。パラノイアはそのあまりの面白さから、ミッションを終了させるタイミングが難しいのですが、今回は、プレイヤーたちが楽しんでいるようなら単純にビデオを撮り終わるまでプレイしてかまわないでしょう。PCのクローンナンバーがなくなったなどの理由で退屈そうにしている人が出てきたり、そうでなくてもだれてきているな、とGMが感じたなら、その段階で以下の文章を読み上げてミッションを終了させましょう。

『市民に連絡いたします。(PC全員の名前)にデブリーフィングの召集がかかりました。直ちにWBCセクターのブリーフィングルームまでお戻りください。ご協力に感謝します』

デブリーフィング

このパートも『3-3.撮影』と同様に、GMはUVの立場として、PCたちの言い訳を鷹揚に構えて聞いていればかまいません。ただ違うのは、威圧的な態度で重箱の隅をつついたりすること(何か失敗があったら、必ずそれが誰の責任か追及してください。なに、怪しいのが複数いたら、全員処刑すればいいのです)と、ちょっとでもPCが不自然な態度をとったら、ためらわずにレーザーガンのトリガーを引くことです。

一通りの処刑が終わったら、ミッションの本筋は終了です。 もし、秘密結社の任務を無事にこなせたPCがいたなら、通り一遍な賞賛の声をかけてあげましょう。

最後にデブリーフィングで、UVが言いがかりをつけやすい点をあげておきます。

UV様のご指摘

  • ビデオが撮れていない or 入手した手がかりの一部を反映し忘れた。
  • ビデオが面白い映像になっていない。
  • ビデオの中でトラブルシューターたちが楽しそうに演じていない(SSMの兆候)。
  • R&Dの新製品のレポートに不備がある or 全部のレポートが揃っていない。
  • R&Dの新製品をなくした or 壊した。

ワンポイント

私は、パラノイアは『くだらないジョークをつまみに馬鹿騒ぎをするゲーム』だと考えているので、このシナリオでは、判定については記載を控えました。その部分については、各GMがプレイヤーたちのノリを見ながら調整してください。きっとその方が面白いと思います。 その代わりと言ってはなんですが、自分がプレイした時の実例を元に、ところどころ運用のヒントを織り込んでもみました。それが各GMの参考になれば幸いです。

初めてパラノイアをするのにマスターをする羽目になった可哀想な人で、これを読んでもどうプレイしたらいいのか、いまいちピンと来ない場合は、『ひきだしの中身』さんにプレイの時の雰囲気をよく伝えたリプレイがあるので(2ndのルールっぽいですが)、参考にしてみてはどうでしょう?

シナリオ情報

システム

パラノイア【トラブルシューターズ】

プレイヤー人数

3〜6人

作者

タマノ

公開日

2006-04-01